2014年3月31日月曜日

百均で集めたmicroUSB端子を調べてみた その3

前回前々回からの続きです。






ダイソーのmicroUSBケーブルの端子です。今まで紹介してきたものと違い、はんだ付け部分が片面に集約されています。ただ、ID部は露出していません。端子の厚さは一番薄いです。

ピンの取り付け部分を確認するために外してみたのですが、この部分もいままでのものとは全然違いました。




はんだ付け部分のフレームがピンを固定する部分と一体化しています。



そのためこんな感じでぽっかり開いています。


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microUSB延長ケーブルの端子です。ダイソーのものと同じく、はんだ付けの部分が片面に集約さてれています。こちらはID部も露出しています。



はんだ付け部分のフレームはダイソーのものと同じもののようです。


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端子をしまうケースに入れてあったものなんですが、いつ、何を分解して出てきたものなのか覚えていません(◎-◎;)



表面は上2つと若干異なりますが、構造は同じでした。


最後に端子のカバーです。



左が前々回の1個目の厚みのあるほう、右が2個目の薄いほうのものです。端子を支えるための部分の構造に違いがみられます。
左のカバーははめ込む、右のカバーははさみ込む、という感じですかね。
外装は全く一緒なので、部品をしまう時にごちゃまぜにしたことがあります(^^;)

とりあえず今あるものは紹介し終えました。一口にmicroUSB端子と言っても、様々な種類があるもんですね。また新しいものに出会ったら紹介していこうと思います。

2014年3月30日日曜日

百均で集めたmicroUSB端子を調べてみた その2

前回の続きです。





リール式microUSBケーブルの時に出てきたものです。他の端子に比べ差込口が長いのが特徴です。はんだ付けの部分は破損させてしまっているのでご紹介できません……(◎-◎;)

差込口のほう




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充電専用メタリックカラーmicroUSBケーブルの端子です。その1の1個目で紹介したものと一見同じですが、よく見ると違う点がありました。





はんだ付け部分のフレームの厚さは2個目のものと同じですが、端子の厚さ・はんだ付けのピンの配置は1個目と同じでした。
また、短絡用のピンが使われていたのですが、こちらは前回のものと違ってはんだ付けする部分が付けられていました。





差込口のほう



はんだ付けする部分のほう



今回はここらへんでお開きとさせて頂きます。

百均で集めたmicroUSB端子を調べてみた その1


百均で色々なmicroUSBケーブルやコネクタを集め、分解してきましたが、その端子にはいくつかの種類がありました。そこで、自分なりに細かく調べてみることにしました。かなりの写真の量になったので、何回かに分けて紹介していきたいと思います。

まずは最も多かったものから




OTGケーブルの時に使ったタイプです。充電端子変換ケーブルはほぼこのタイプでした。厚みがあるのが特徴です。今まで見てきた中ではこのタイプが一番厚さがあります。鉤爪がある方を裏として、表に3箇所、裏に2箇所はんだ付けする部分があります。
ピン配置は、はんだ付けの方から見て

5   3  1
ー ー ー

  ー ー
  4      2

という感じになっています。


ピンそのものも外せそうだったので、引っこ抜いてみました。




差込口のほう


はんだ付けする部分のほう



次はコチラ





USBMini5ピン用microUSB変換アダプタに使われていたタイプです。樹脂で固めてあるものにも使われていたりしました。1個目のものと比べて薄いほか、はんだ付けする部分の配置も違います。
これのピン配置は、はんだ付けの方から見て

    4  2
  ー ー

ー ー ー
 5  3      1

という感じになっています。1個目と上下が反対になっていました。
また、以前にも少し紹介したことがありますが、充電専用ケーブルに使われていたもののピンで、こういうものがありました。




これは、主にD+とD-を短絡させる時に使われています。



差込口のほう


はんだ付けする部分のほう



今回はココマデで終わらせて頂きます<(_ _)>


2014年3月28日金曜日

百均電子小物探索記〜リール式microUSBケーブル〜

今回ご紹介するのはコチラ




リール式microUSBケーブルです。巻きとりケーブルとも言いますかね。これはmeetsで撮ったものですが、似たようなものはどこの百均でも見かけます。持ち運びのに便利なので、モバイルバッテリーとセットで使っています。


伸ばしきった状態



という訳で分解

USB部
みょうちくりんな導線の色です。流石は百均。



microUSB部



このケーブルは合計3つ買い、壊れたりして2つを分解したのですが、microUSBの端子がこの時と同じように購入時期によって異なりました。写真の真ん中の端子は、先に購入したもの(1個目)です。差込口の長さが、左のものに比べて長いのが分かります。後に購入したもの(2個目)は左のものと同じ長さでした。今使っているケーブルの端子(右のもの)は、端子の真ん中にある筋を見る限り、左のものと同じ長さのものだと思います。


リール部
ネジ止めなので、簡単に外すことができます。


左のカバーをよく見ると、小さな金属球があるのが分かります。これがリール本体のカバーの上にある溝に沿って動くことで、ロックが掛かる仕組みです。

リール本体を分離



中にゼンマイばねと呼ばれるものが入っています。巻き取る時の力になるものです。
右にあるリール部のカバーの縁にケーブルが挟まれてあります。これを取り替えることで、オリジナルの巻き取りケーブルを作ることが出来ますが……




大抵の場合、ゼンマイばねがこんな感じで外れてしまいます。こうなってしまうと、元に戻すのは大変です。
ゼンマイばねを軸にある溝にはめ込んでぎゅるぎゅると回してちっちゃくしてカバーにはめ込んで、そこからもう少し回して巻き取る力を蓄えて、ロック用の金属球を上手くはめ込んで……と、それはもう非常にメンドクサイです。特に、巻きとる長さの調節に難儀します。チャレンジする方は覚悟してお挑み下さい( ;_ _)

2014年3月26日水曜日

百均電子小物探索記〜microUSB延長ケーブル〜

今回ご紹介するのはコチラ




microUSB延長ケーブルです。セリアにて購入しました。百均らしいニッチな品です。充電ケーブル向けのようにパッケージに書いてありますが、データ線もすべて結線されています。長さが1mもあるので取り回しには工夫が必要かもしれません。

部品として見ると、microUSBのオス・メス端子が同時にカバーごと手に入るので、個人的には願ったりかなったりな品です( ・∀・)b

メス端子
こちらは樹脂で固めてあります。カッターで丁寧に分解したら十分使いまわせます。



オス端子
こちらはかぎづめで固定されているものなので、マイナスドライバーを使えば綺麗に外れます。





拡大図
片面にすべて集約されています。ダイソーのmicroUSBケーブルの端子と似ていますが、こちらはID部もはんだ付け出来るようになっています。




側面



上が今回のものです。下の端子に比べて薄いのが分かります。

実は上下共に同じmicroUSB延長ケーブルです。ただ、購入した時期が異なります。下のほうが早く購入していて、メス端子を部品として使用したあと、ジャンクパーツの箱に保管していました。今回のケーブルの端子の比較写真を撮影しようと、端子の付いているケーブルを漁っていた時に気が付きました。

商品には「商品のデザインや仕様・材質は予告なく変更する場合がありますので予めご了承下さい」といったような注意書きが必ずと言っていいほどありますが、今回初めてその言葉の意味を思い知りました(;°0°)

OTGケーブル自作

いきなり完成写真です。




jashi`s ROOMさんのこの記事を参考にさせて頂きました。
使用したmicroUSB端子がやや厚かったので、少し外装が浮いていますがきちんと使えます。




 今使用しているL-02Eはホスト機能がないので、現在御蔵入りとなってしまっています(^^;)

これを作ったことを契機に、電子工作や百均巡りにハマっていきました。そういう意味では、これは大事な一品です。

2014年3月24日月曜日

百均電子小物探索記〜USB方向転換器〜

今回ご紹介するのはコチラ





キーボードの時にちょろっと出てきていた、USB方向転換器です。セリアとmeetsにて販売しています。セリアは黒、meetsは白を取り扱っています。配線の整理やケーブルを曲げる際の負担を和らげたい時なんかに活躍します。


これくらいまでなら十分対応できます。




という訳で、いつものように分解




USBオス部のみですがお許しください(。 。;)
外装ははめ込み式なので、端子や関節の隙間にマイナスドライバーを突っ込んでこじ開けました。絶妙な力加減でちょっとづつ上げてやると、綺麗に外れてくれます。D+とD-の配色が規格とは異なりますが、そこは百均なので気にしてはいけません。
USBオス端子の前に置いてある金属部品は、方向を固定するためのものです。




関節部分をよく見ると溝があります。そこにこの金属部品がはまって、方向をある程度保持する仕組みです。まあ、はまらない位置になっているものも多々ありますが(^^;)

これと全く同じ物をメーカー品として販売されているのを見かけましたが、300円程度しました。中々ボッタクリな気がします(* *;)
また、これは改造部品として人気のようで、検索するといくつもの作例が出てきます。私はその中で、OTGケーブルにしているものを真似して作りました

2ポートUSBハブと並んで優秀な電子小物だと思います。

2014年3月23日日曜日

百均電子小物探索記〜ハンディシーラー〜

今回ご紹介するのはコチラ




ハンディシーラーです。ダイソーにて見つけてきました。お菓子の袋やポリ袋なんかを密封したい時に活躍します。ナンジャコリャと衝撃を受けて思わず買ってしまいました。
厳密にはキッチン用具なのですが、電池駆動なので電子小物ということにしておきます(^^;)


側面から見た図
先端の発熱部には、安全のためカバーが付いています。


上から見た図
使用には単3電池2本が必要です。



発熱部はネジで固定されていたので、これ幸いにと分解



発熱部はバネで浮かされていて、挟み込んで使用する時に沈み込み、スチール線が通電して発熱するという仕組みでした。


3秒ほど通電させると赤く光り、使用可能な状態になります。



これは「溶着」させるので、ポリ袋の場合、接着した部分からは上手く剥がせないので苦労します。お気をつけを( _ _)ノ

因みに、カップ麺の縁に沿ってこの発熱部を押し付けると、接着剤が溶けてきっちり蓋が出来ます。何か適当なものを上に置いた方が早いですけどね(^^;)